社員とお客のみんなを幸せにするマネジメントのコツ -472ページ目

「会社人間とは使われるもの」

今日、取引先の方から言われました。

「私たち、会社で生きる人間は、使われる人間なんよ。会社では上司に使われるし、外に目を向ければ、お客様・クライアントに使われとるんよ」

「だから、言われたことは徹夜してでなんでもやらなきゃあかんのよ。そうせんと、信用をなくすたい」

その方は、そこそこの会社の管理職の方です。仕事もとても速いですし、考え方もとても筋が通った方です。

この話も、とても筋が通っているなと、ちょっとショックに近いくらいのインパクトがありました。

それまで、「自分は使われている」という意識がなかったせいもあるからです。今の会社では、私の上司は、社長くらいなものです。クライアントもいますが、共同事業のように持ちつ持たれつの関係で仕事をしています。

使われて何ぼかー。

ある意味、働くということの本質をついていると思いました。

環境が良いと、人が集まるんだよね。

職場の環境、チームの状況が良いと、みんなに和が生まれるんだよね。

今日は、ふと気づいたことがあって、早速試してみようと、一人に話しかけました。するとみんなが寄ってきて、ああしようこうしようと、次々と良い意見が出てきました。

イヤー、すばらしい!

みんな、もっといい仕事をしたい、いやらしい言い方をすると、もっと楽に仕事したい思い、その方法がないかを常に考えていてくれます。

こういうチームを作るには、一言では言い表せないほどたくさんの要素があると思います。

でも、単純に言ってしまえば、コミュニケーションですよね。常識で考えて、嫌いな人とは進んで話したいと思わないですからね。(あ、一言ですんでる!!)


実行は明日からです。

よりいっそう、良い仕事ができそうです。

問題を大きくする

私の仕事上、定型業務が非常にたくさんあります。

人を扱う仕事ではあるのですが、この場合はこうする、というルールというかやり方が決まっています。

ただ、その中にはいつもとは違った業務がもちろんあります。

その違いをどのように捉えるか?

ここが、仕事をうまくこなせるかどうかの大きなポイントだと思います。

ケースバイケースではありますが、私は日ごろからちょっとでも違ったことがあれば、報告をあげるように伝えています。

つまり、ちょっとの違いでも、部下のレベルで「問題なし」と片付けるのではなく、私のところまで持ってきて、「問題を大きくする」ことを教え込んでいます。

一見、私の仕事が増えます。しかし、この効果は、計り知れないものがあります。

・問題が小さいうちに発見できる。
・部下の記憶に、「この場合はこうすればいいんだ」と残るので、同じようなことがあった場合、部下のレベルで判断できたり、または私への報告がより解釈しやすいものになる。
・単純に私と部下の話す機会が増えるので、壁ができにくい。

などなどです!

問題は、小さいうちに大きくしましょう!
「そんなことはそっちで片付けてくれ!」ではないですよ。はじめは我慢ですが、効果は後から出てきます!