第1350回 想像力・創造力を使って、想像力・創造力のいらないものを作る。
システム屋さんにとって、最も嫌なものは、
自分たちの想定を超えた「ありえない」操作をする人。笑
自分たちが必死に考えて作った数々の例外処理の網を潜り抜け、盲点を突くようなエラーを作ってしまう人達です。
例外処理を考える方にとっては、創造力・想像力(そして論理力)をフルパワーで発揮しています。
ユーザーに想像力・創造力がなくても、システムが使えるように。
「このボタン、押したらどうなるんだろう???」
とか、
「この処理ができないけど、これとこれを組み合わせればできるな!」
みたいに、ユーザー側が創造力・想像力を使わせる結果になるものは、
システム屋さんにとっては、ある意味、減点対象になるわけで。
これは、仕事を誰かに依頼する場合も同じですね。
想像力・創造力を発揮してほしくない業務というのがありますが、そうした業務をきちんとこなしてもらうには、
まず自分たちが想像力・創造力を働かせて、相手が自分の思う通りの結果しか出せないようにする必要があります。