第1346回 判断基準の所在は、本当に信頼できるものか???
良い悪いとか、
優れているとか劣っているとか、
価値が高いとか低いとか。
そうした判断をするためには、自分の中に判断基準が出来上がっているから、ですよね。
こうした「判断基準」は、いつの間にか身についてしまっているものが多く、なぜそう判断したのかを考え直してみたときに、
理由に困る場面が案外多かったりします。
たとえば、
正義とは?
あまりに抽象的すぎる概念ですが、
「人を殺さないことが正義」だとしたら、
「多くの人を直接・間接にかかわらず殺してしまった人を刑法に則って、死刑にする」
これは、正義ではなくなってしまうのか。
言い出したら止まりません。
ちなみに、ワンピースという漫画で、ある登場人物が、こんな印象深い台詞を言っています。
「海賊が悪!!?海軍が正義!!?そんなものはいくらでも塗り替えられてきた!」
「〝平和〟を知らねェ子供共(ガキども)と〝戦争〟を知らねェ子供共(ガキども)との価値観は違う!」
「頂点に立つものが善悪を塗り替える!!!!」
(中略)
「正義は勝つって!?そりゃあそうだろ 勝者だけが 正義だ!!!!」
そして、今話題のハーバード白熱教室 でも。
ハーバード白熱教室は、面白いですね。勉強にもなるし、頭の体操にもなります。