第1338回 カメルーン戦に見る積み重ねの戦術
ワールドカップ、カメルーン戦は、後半の最後のほうは、ドキドキしながらみていました。笑
カメルーンが、ロングパスで前線にボールを供給すると、カメルーンFWがしっかりとキャッチして、シュートにまで結び付ける場面が何度もありました。
カメルーンとしても、時間が迫っていたわけですから、そうしたプレーにならざるを得なかったですよね。
サッカーは、当たり前ですが、ゴールに近いところでシュートができれば、ゴールが決まる可能性が高まります。
サッカーの攻めの戦術とはつまり、いかに相手ディフェンダーのフォーメーションを崩して、
ゴールに近いところへプレーヤーと、ボールを供給することだと思いますが、
ロングボールをポーンと蹴りだしても、相手ディフェンダーにさえぎられるのが落ちでしょう。
プレーヤーとボールを前線に送りだす前に、さまざまな仕掛けを組み立てて、そのうえでゴールを狙っていかないと、なかなかゴールは奪えません。
サッカーも、つまりは自陣や中盤からの積み重ねがゴールに結びつくものだと思います。
仕組みを積み重ねることというのは、スポーツの世界でも大切なんだなぁと、カメルーン戦を見て感じました。